オタクと難病とわたし

オタクと難病とわたし

アラサー女の病気や恋愛やオタク趣味に誰が興味あるってんだい

依存と執着は時々忘れろ

どうもです。

私は結構直球型というか、やると決めたらとことんやるタイプです。
反面、無理だなコレと思ったらスパッと諦める潔さというか、諦めも早いです。


そういう感じの性格なのですが、よく一般的に女性の方が得意とする、複数のことを同時にやる、というのがかわいそうなぐらい下手で。

電話しながらなにかする、というのもまあまあ苦手なんですが、すごい仲が良くて適当に相槌打ってもいい友達とかなら電話しながら部屋掃除ぐらいはギリできるかな…?

掃除ならあんまり考えずに手を動かせるんですけど、会話は聞けるけど言われたことに対して考えて話すというのができないから「聞いてる?」「聞いてる聞いてる!」ってなる。



まあ、そうだな、ハッキリ言うと不器用なんだな。




これ、昔からいろんなことに対してわりとこうで、人間関係とかもわりと、いろんな人と均等に話すとかまんべんなく連絡とるみたいなのがなんか、できないというか、ヘタクソというか。




1つのことに対しての集中力というのはわりとあると思うので、それだけに関しては悪いことではないと思うのですが、やっぱり1個だけ上手くいっても他がおざなりになったらあかんこともあるじゃないですか。


で、これじゃダメだと。
もう少し総合力というか、視野を広くしていろんなこと見たりできるようになりたいと思いまして。



あと、なんていうのかな、好きなものとか、心の支えみたいなのは、ひとつひとつは軽くでいいからたくさんあった方がいいのかもしれないって思って。



わかりやすい例でいうと恋愛なんですが、私わりと昔から依存体質というか、好きな人ができたらその人だけに全力になってしまうタイプで。

彼氏ができたら友達のことはおざなりになるっていうのはないんですが、友達と彼氏とでは受け入れて欲しいところが違うので、友達に見せられない自分をすべて受け入れて欲しいとか、まあ要はメンヘラなんすわ。残念ながら。



でも、なんていうのかな…

もう少しいろんなことを広く捉えたとき、心の注ぎ方を見直すべきなのかもと思って。


あんまりひとつのことに心血注ぎすぎると、過度な期待をしすぎたり、自分の理想を押しつけてしまったりして、どっちにも良くないことになってしまうなと。
それにそれが離れたり壊れたりしてしまったとき、たくさん気持ちを込めていた分ダメージも大きくなる。


だから、私みたいに不器用で一直線になりがちなやつは、ひとつのことやものやひとにこだわりすぎないで、好きになれるものなんかをたくさん持つように、見るようにして、分散させた方が丁度いいのかもしれないって思ったんです。




恋愛とかはね、その人だけを好きでいるのは当然なんですけど、その好きな人のことだけで毎日頭いっぱい、みたいになるんじゃなくて、仕事のときは仕事とか、友達と遊ぶときは友達とか、趣味とか、好きな人の他に「楽しい!」とか「すき!」とか「やったるで!」って思えるものがあった方が、過度な依存をしすぎず、良いバランスで付き合っていけるのかもって。





私は、最初に書いたようにこうとなったらこう!みたいなところがあるので、それが行きすぎると失敗したり、上手くいかなかったり、自分の首絞めたりしがちなんですよね。


だから、突っ走りそうになったときは、あえて別のことやってみたりして、一旦冷静になるようにしてます。
それでも突っ走りたい!て思えるものはそのまま突っ走るときもあるし、「あ、これはもうちょっと慎重にいこう」とハッと気づけることもあります。




でね、これとちょっと似てて、最近つくづく思って気をつけてるのが、病気のことだけで1日を終わらせないこと。


今、下手したら一日中ひとりぼっちで、ずーっと「身体つらい、しんどい」とか「この先どうなるんだろう」とかいう考えだけで1日が終わりそうな感じなんですけど、なんでもいいし少しでもいいから、病気や病気に関すること以外のこと、全然関係ないことをやったり、考えたりするようにしてます。


そうじゃないと、毎日が病気のことだけで埋め尽くされてしまうんですよ。
自宅療養怖いよまじで。びっくりするほど思考が狭まるからね。




私の病気、重症筋無力症は、完治はしない病気です。

だから、この先もずっと付き合っていくものだと思っています。

だからこそ、私は病気は私の一部だけど、あくまで一部であって、人生そのものでもないし、私自身でもないと思っています。


人生で一番良い、20代をほぼすべて病気に左右されながら生きてきましたし、仕事や恋愛や日常生活なんかも病気ありきでやってきました。


でも、それでも私は、病気は私自身ではないと思ってるし、過剰に大きく捉えすぎないようにしています。


そうじゃないと、病気のことばっか考えて、病気の人生みたいになっちゃうんですよ、私の場合(笑)。
アホでしょ?



今まではわりと普通に生活できてたことも多かったのであんまり病気ばっかりの思考になるってこともなかったんですが、やっぱり入院したりとか、こうやって自宅療養してると、どうしても病気のことばかり考えてしまう。

将来のこと、人間関係のこと、生活のこと、いろんなこと考えても結局病気のことになる。

それも、もちろん必要なことなんです。
でも、そればっかりになると、私みたいなのはそれだけになってしまって、考え方や気持ちも凝り固まってしまって柔軟に考えられなくなったり、視野が狭くなってしまったりするんですね。

これはあかんぞ、って思って。



なので、なるべく1日の中で一回は、病気のことと全く関係ないことを考えたり、考えなくて良いことをしてみたり、見たりします。

そうすると、なんていうかリセットされるというか、考えが行き詰まったり悩みすぎて落ち込んだりしてても、ぱっと開ける感じがするんですよ。





これは私が個人的にこう捉えて考えてやってることですし、一概にこれが正しいとか、そうでないものは良くないとかそういうことを言いたかったわけではないです。

ただ、ひとつのことに執着しすぎてしまうと、どうしても視野が広くならなかったりとか、あまり良くないことになってしまうこともあると思うのです。
私がそうだったので。


私は、柔軟性とか、視野を広く持つとか、そういうものをとても大事だと思っていて、なるべくそういうものを持ちながら生きていきたいと思ってます。

自分が直球型で、それで何度も失敗したり、辛い思いをしたり、迷惑をかけてしまったりして、「もっとちゃんとしなくては」と思ったとき、私に足らないものはこれだと思ったのです。
いや、これ以外にも足らないものありますし、足らないものだらけなんですけど。


でも、一気に欲張りすぎるとどれも中途半端になるし、ひとつひとつをちゃんと身につけていきたいので、ポンコツなりに少しずつ頑張っている所存です。




重ね重ねですが、私は私が正しいとか誰かに押しつけたいというわけではなくて、私みたいに悩んでる人がもしいたのなら、一回全然別のことをやってみたり、考えをずらしてみたりすると、少しだけ楽になることもあるかもしれないよ、ってことが言いたかったのです。




執着や依存は、悪いことではないのです。

ひとつのことを大事にできるのは、とても素敵なことなのです。



でも、全部をそれで埋め尽くされてしまうと苦しくなることもありますから。


依存とか執着とかに捉われすぎたり、上手くやれなくて傷ついたり失敗したりしたときは、一回ちょっと他のことやってみることと、依存や執着を無理にやめるのではなく、依存や執着できるものを増やすという感じにしてみると、よいかも、しれません。








ちなみに私がよく使う、どんなことを考えてても絶対に一瞬で思考を切り替えることができる最強ワードは


「推しCPが尊すぎてつらい」


です。

よろしくお願いします。






ありがとうございました。










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