オタクと難病とわたし

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オタクと難病とわたし

アラサー女の病気や恋愛やオタク趣味に誰が興味あるってんだい

動物園で車椅子に乗って気づいた事

どうもですよ。
先日、動物園へ行ってきました。

現在はまだ1日のほとんどをベッドで過ごしていて、普段家の中で過ごすぶんには自分でよちよち歩けますが、それでも結構大変です。

外へ行って歩くとなるとすぐに疲れて身体がだるくなり動けなくなってしまうので、車からあまり歩かなくていいところしか行けていません。

なのですが今回、いろいろとお世話になった母の友人が行こうよ、と誘ってくれました。
体調も悪くなかったし、母も乗り気だったので、3人で行くことになりました。
その際園内で車椅子をお借りしました。


病院以外で車椅子に乗ったのは(たぶん)初めてだったんですが、
これがまあ、なんというか、
驚きや気づきの連続だった。

普段車椅子に乗っている人の気持ちってこうなのかと、自分が公共の場で乗ってみて初めてわかった。


今回はそのことについて書きたいと思います。






動物園は自宅から車で20〜30分ほどのところです。事前に車椅子の予約ができるとのことだったので、母の友人が予約してくれました。

幸いお天気は良かったんですが、風が少し強かったので、防寒しっかりめで向かいました。

しまむらの裏地あったかデニム、ヒートテック2枚、ユニクロのインナーダウンベスト、裏地ボアのパーカー、もこもこのスヌード。
完全に真冬装備。
あと膝掛け&ゆたんぽ。
元々寒がりなのと、万が一でも風邪なんか引いた日にはえらいことになってしまうんで、フル装備です。感染予防にマスクももちろん装備。


駐車場に入って、入り口の近くで私と母の友人は降り、母が車を停めに行きました。
私がよちよち歩いてる間に、母の友人は先に行って車椅子を取りに行ってくれました。
低い階段で手こずってると、母が追いついてきて手を貸してくれて、入り口までよちよち歩いて行きます。



無料で借りられましたが、母の友人がなにやら用紙に記入してたので、名前とか連絡先とかを提出してたんだと思います。
そりゃそうか、だって盗もうと思えば盗めそうだったし。
世の中にはゲスいやつがいくらでもおるからな。



で、乗せてもらっていざ入場したんですが、動物にたどり着くまでに坂がある。

あのね、これね、押す人きっついわ。


私は身長体重共にごく平均くらいだと思うんですが、それでも大人です。
車椅子込みで40〜50キロの荷物を手で押して坂登るんですよ。えらいこっちゃですよ。
ほんとにちょこっとの坂でも、めちゃくちゃきついと思う。


うちの母、私の50倍は元気モリモリ体力の持ち主で、ご近所でも体力おばけと有名(イメージ)。
「平気平気〜!」つって押してくれましたが、それでも終盤かなりきつそうだった。

もうね、押してくれてる間ずっと申し訳なくてね。自分から言いだしたわけではないとはいえ、軽率に行くと言ってしまって悪かったなあと。
「動物園なんて20年以上ぶりだわ〜〜!」って友人とはしゃいで楽しんでくれてたんで、よかったけど。







私の体力的なのもあったので、あまり長居はしませんでしたが、それでも2時間くらいはいたかな。
移動にすっごい時間かかったし。
車椅子乗ってると、普通の人が階段で降りれるところをスロープ探して遠回りしなきゃいけないんですね。
それも乗ってみて気づいた。


今までも、入院中や通院の際に病院内で車椅子に乗ったことは何回もあったけど、当然ながら病院内は車椅子に徹底考慮した作りになっていて、不便さは大してない。

だから今回、病院じゃない公共の場で乗ってみて初めて、車椅子ってめちゃくちゃ不便なんだなと思いました。

比較的整備されてるはずの大きい動物園でも、当事者からしてみたら全然バリアフリーになってなかったりするんだということが衝撃だった。




あと、車椅子に乗ってると目線が低いから、人だかりができてるところの動物はまず見えない。

車輪が当たると危ないからあんまり前の人に近づけないし、みんな動物に必死だから後ろなんか見ないしね。
車椅子に気づいてどいてくれたのは1人だけだった。
そりゃそうだよなぁ。みんな前向いてるし。


幸いこの日はすごく空いていて、見えなかった動物は人気のあるごく一部で、私はこの動物園何回も来てるので見えなくても全然よかったから母達が見たら離れたけど、なかなか来れない人はちゃんと見たいだろうから、大変だなぁと。

だって、いちいち人だかりが過ぎるまで待たないといけないんですよ。
普通の人なら人と人の隙間から見えたりもするし、子供は大人が抱っこしたりとか、隙間からひょいひょい前に行けたりするんだろうけど、車椅子は無理。
きついだろうなぁ。







結果的に3人でめちゃくちゃ楽しんで帰って来て、行ってよかったと思ったんですけど、いろいろと考えさせられた1日になりました。





私が元気になって、自力で動物園とかに行けるようになったら、背後の車椅子に気づいてあげられるようになろうと思った。

今までも、車椅子乗ってる人がいたら道譲ったりとかエレベーターで手伝ってあげたりはもちろんしてたけど、実際に自分が車椅子に乗って、当事者になったことで理解できたことがたくさんあった。




あのね、今は調子悪いからアレだけど、良い時の私は基本的には自分で生活できる人だから、普通の人の気持ちもわかるんだけど、
ほんとに自分がそういう状況にならないと、当事者の気持ちはわからんのだな、ともう痛いほどわかった。
全っ然わかってなかったもん。
わかってなかった、ということをわかった。


こんなに大変なんだ、という漠然としたものだけじゃなくて、こういうことが不便で大変なんだという具体的なものがやっとわかった。


でもこれさ、普通の人はわからんよ。
それはしょうがないわ。
だけど、それを理解しようとする姿勢や行動が大事なんだなと思う。

具体的にどう不便なのかは、私みたいなちょこっと乗るくらいの人が説明するよりも、日常的に乗ってる人の意見の方が参考になると思うので、今回は割愛しておきます。







私はまだ療養中で、あまり状態も良くないから病院では乗せてもらってたし、今回も乗らせてもらったけど、病状が良くなれば乗らなくて済むようになると思う。

なので、車椅子に乗ってる人の気持ちもすべてわかったわけでは決してないと思うけど、私程度(出かけた際に少し乗るくらい)でこんなに不便なら、常に車椅子で生活している人は毎日24時間、もっともっと大変な思いをしてるんだ、と気付くことができたことが、自分にとってなによりの収穫だと思う。


今後私に何かできることがあれば進んでやろうと思った。
あと、当事者を支えてくれる周りの人達への配慮も大事。
助けてくれる人がいて初めてできることがある。
誰かを助けてる誰かを、私は尊敬するし、讃えたい。
いつもありがとう。あなたは素敵だ。









あとね、また次の日に映画へ行きまして。
その際にもいろいろ思ったことがあったんですけど、それはまた別の記事にします。

あ、本当は私みたいに免疫抑える治療してる人が今の時期(インフルその他ウィルスうようよ期)に人が集まる場所、しかも動物園行くなんて軍法会議レベルであかんことなんで、ここだけの話にしといてね。主治医に叱られるゥ。






今日のまとめ

  • 公共の場で車椅子に乗る場合、乗る人も押す人もめたくそ大変だと当事者になって痛感
  • でも当事者にならないとわからなかった
  • 不便さを抱えてる人に寄り添える人になりたい
  • ペンギンは可愛い








ありがとうございました。







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