死ぬまでオタクでいられるか
どうもです。
みなさんはどんな趣味をお持ちですか。
趣味って、ほぼ無限に思えるほどいろいろありますよね。
しかし、多様性があるからこそ、同じものを同じモチベーションで持ち続けていくことの難しさに、近年気づかされました。
少し前、こんなツイートが回ってきました。
若い頃はわりと「一生オタクでいればそれで幸せ」みたいな人生設計を立てがちですが、外的要因ではなく内的モチベーションの低下によってオタクでいられなくなることがあることを若いうちに知っておいたほうがいいと思います。
— ブート (@bootdale) 2016年12月18日
これを見た時、なんだか凄くほっとしたのと同時に、ドキッとしたのです。
あー、私がモヤモヤして不安になってたのはこういうことかと。
私は今まで、常に高いモチベーションでオタクを続けてきたわけではありませんでした。
時期によってはアニメを見ないしネットもしないときもありました。
でもそれは、外的要因ではなくてただ自分にとっての興味の優先順位が他のものが勝っていただけでした。
そして、年齢や状況と共にオタク趣味との付き合い方が変わり、今みたいに自分にとって無理のない範囲で楽しむというところに落ち着きました。
しかし、今のこのやり方(?)も、また環境や心境が変われば変化していくのだと思います。
私にとって大きい割合を占めるオタク趣味にスポットを当てて考えてみました。
いつまでオタクでいられるんだろうか、ということ。
好きなもの、趣味を続けていくには、自身の環境や心境の変化にその都度擦り合わせていく必要があるのだと思います。
小さい頃や若い頃はただやりたいからやれていたものでも、中学生になった、高校生になった、大学生になった、就職した、結婚した、子供ができた…
人生には何度も大きな環境の変化がありますよね。その度に心境も変化し、精神的にも成長したり変わったりします。
どんなに環境や心境が変わろうとも続けられる趣味もあると思います。
でも、それが自分にとって大きく占めるものであればあるほど、環境と心境の変化によって趣味のやり方、続け方が変わるのも当然あることと思うのです。
そしてなにより、それに対するモチベーションの維持にも変化があって当然で、それをどう擦り合わせていくか、端的に言うと続けるか辞めるか、続けるのならどうすればいいかと考えなければならないときが幾度となくあると思うのです。
私事ですが、近い将来のことを考えると、無事に結婚できたとしたら当然ながら生活環境も変わりますし、意識的にも今までと違う責任感なども持たねばなりません。
そうなったとき、今と同じように、同じモチベーションでオタクでいられるか、と考えると、たぶん無理だろうなと思ってます。
お付き合いしてる彼は、私の趣味に対してかなり寛容です。
なので、きちんと家事をするとか、コミュニケーションを大事にするとか、家族として妻としてやるべきことをきちんとやっていれば、好きにさせてくれると思います。
もちろん私も彼に対して同じスタンスです。
お互いの趣味を尊重できるというのは、それだけでもかなりありがたいことだと思います。
でも、たぶん、そういう外的なことは差し置いて、私自身の内的なモチベーションが今と同じではいられないんだろうなと思っています。
これは私の性格的な問題なんですが、不器用で複数のことを同時に上手くやることが壊滅的に下手なんですよ。悲しいほどに。
なので、いくら彼が「いいよ」と言っても、家庭のことをしっかりやりながら今と同じ熱量でいられるのは難しいんだろうなぁと冷静に考えてます。
でもそんなに悪い風には捉えていないです。
今と同じではなくとも、そのときにやれるだけのやりたいことはやるつもりですし、幾度となくモチベーション下がった時期があっても結局戻ってきるから抜け出そうと思ってもたぶん無理です。おそるべきオタクへの情熱。執念。
要するに、自身の変化に趣味を擦り合わせていくことができれば、続けていけるんだろうと思います。
または、どんなことをしてもどうなっても抜け出せないほどの執着があるものならば、捨てようと思っても捨てられないものですしね。
もちろん、これは私の場合ですし、どんな趣味かによっては環境の変化や身体の衰えなどによって続けることができないものもあると思います。
ですけれど、だからこそ、
どんな環境でも、心境でも、何歳になっても趣味を持つ、という事って、めちゃくちゃ重要だと思うのです。
ほんとにやりたいことであるなら、続けること。
できなくなった趣味があっても、また新たな趣味を見つけること。
簡単なようでいて、ものすごく難しく、でも人生を楽しく生きてく上ですっごく重要なことだと思うのです、私は。
私の母は、多趣味です。
スポーツも好きだしお酒も好きだしいろんなことをやっていて、いつも忙しそうです。そしていつも楽しそう。
母を見て思うんです、いくつになっても趣味を持つこと、新しいことを始めることは、素敵だなと。
私は結婚も出産もまだですし、大きい環境の変化がこれから何度もあると思うんですが、生活の軸になるもの(家庭など)を大切にするという事はもちろん、それとは別に趣味というサブカテゴリーを作っておくことも大事だと思っています。
優先順位は重要ですし、主軸であるメインカテゴリーで手一杯でサブカテゴリーにまで手が回らないことも当然あると思います。
結婚だけならば今まで通りにできても、子供ができれば生活の中心は必然的に子供になりますよね。
まだ子供産んだこともない女が語るには説得力に欠けるかと思いますが、周りを見ていると本当に子育てって大変そうですし、自分の事が二の次三の次になるのもわかる気がします。
でも、だからこそなんですよ。
だからこそ、メインカテゴリーだけでなく、サブカテゴリーも作っておく事が重要なんです。
母や母の友人達を見ていると、サブカテゴリーがある人ほどめちゃくちゃ楽しそうに人生謳歌してるんです。
メインカテゴリーを家庭や家族としてるとして、メインカテゴリーだけで回していた時間や労力やモチベーションは、子供が自立したりして落ち着いたら、それらをサブカテゴリーへ適度に移行する過程が必要な気がするんです。
でないと、今までメインカテゴリーへ向けていたそれらのものの行き場をなくして持て余したり、空回りしたり、ぽっかり穴が開いたように無気力になってしまったりして、それらがいわゆる子離れできない親になるとか、熟年離婚とか、そういうものに繋がってしまう要因のひとつでもあるのでは、と思ったんです。
あ、どんなものをメインカテゴリーやサブカテゴリーにするかは人それぞれですし、あくまで私の主観ですよ。
言いたいのは、なにをカテゴリーに位置付けするかではなくて、生きて、歳を重ねていく中で、メインカテゴリーだけでなく、サブカテゴリーを作っておくという事が後々の自分の人生を楽しめることへ繋がっているのではということです。
どんなものでもいいんですよ。
作っとくだけでいいんですよ。
サブカテゴリーを作っとくという事自体が重要なんです。
子供が自立して家を出てるのに子離れできなくて過干渉になってしまうとか、結婚したらお嫁さんの嫌なところばかりが目についていじめたりとか、家で夫婦2人きりでいてばかりで些細な事で喧嘩してばかりとか、
そういう風になってしまうのは、今までメインカテゴリーである家庭や家族にだけ向けていた気持ちを上手くシフトチェンジできず持て余してしまったことが1つの要因としてあるからなのではないかと思うんです。
もちろんこれだけが原因とは言えないですよ、人それぞれ事情や性格がありますしね。
ただ、周りにいる自分の親世代の人達を見たり話を聞いていると、人生をメインカテゴリーだけで回してきた人より、サブカテゴリーをたくさん持っている人の方が、なんかすごい楽しそうなんですよね。
今まではメインである家庭のことだけ頑張ってきたけど、これからは自分の人生を楽しむわよ!みたいな。
それでね、そうやっていろんなこと楽しんでる人ってやっぱり心に余裕があるし、お嫁さんとか旦那さんとも仲良かったりするんですよね、不思議と。
いや、私の周りの人の場合ですけれどもね。でも多いんですよ。
単純に、いくつになっても趣味があるってとても良いじゃないですか。
でも、歳をとってから新しいことを始める、趣味を見つけるのってなかなか難しいみたいなんですよね。やっぱりね。
定年した後に趣味を探せって言われてもなにもできなくてただただ毎日テレビ見てるお父さんとか多いと思うんですよ。お母さんもしかり。
で、そう考えるとやっぱり、若いうちからサブカテゴリーを作る事を習慣づけておくと、歳をとってからもかなり有利な気がするんですよね。
昔作っておいたカテゴリーをまた引っ張り出してきてもいいし、新しいのを作っていくのもいいし。
そのフットワークの軽さや視野の広さ、心の余裕があると、環境の変化があったときにも擦り合わせて取り掛かりやすいんじゃないかなと。
たかが趣味、たかがサブですけど、されど趣味であり、されどサブだと思うのですよ。
私は、子供が巣立った後もなるべく人生楽しく生きたい。
なにもせずただぼーっと毎日過ごすより、おばあちゃんになっても漫画読みたいし、映画も観たいし、友達と「○○最高ーーッッ!!」って電話したい。
いや、巣立つもなにもまだつがいにもなってないんですけどね(笑)
しかしやっぱり、趣味を持っていたいです。
たとえモチベーションが下がって手をつけることを止めることがあっても、また何年か後でも、何回でもまた手を出せるし、やり直せるし、やり始められると思う。
この先どんな環境になって、どんな心境になって、どんな身体になっても、楽しい事を楽しいと思える心は失いたくない。
少し前の記事で書いたけど、私は結婚して、子供を産むのが夢です。
だから、それが叶ったら、旦那さんと子供をメインカテゴリーにして、注げるだけの愛情を注いでいきたいです。
でも、だからこそ、そのメインカテゴリーを死ぬまで大切にしたいからこそ、サブカテゴリーである趣味を持つことも大事にしたい。
人は変わります。子供は成長するし、旦那さんも自分も歳をとります。
その変化を受け入れ、円満な家庭と家族関係を続けていきたいからこそ、自分の心を豊かにする、余裕を作るためにも、趣味は必要だと思っています。
歳とともにできなくなったりすることもたくさんあると思うけど、そしたらまたなにか別のものを探して楽しみたい。
ていうか私病気のせいで今すでにそういう切り捨てやシフトチェンジ何回もしてきてるから。
その中でも、オタクは楽しみ方が無限大だから、どんな状況になっても楽しもうと思えば楽しめるから、すごく良い。
オタクでよかったって本気で思うもん。
この先環境が変わってメインだけで手一杯になることもあると思うけど、オタクほど自分の生活に合わせて楽しめる趣味ってなかなかないと思う。
家庭持って子育てしながらもオタク活動バリバリやってる人だってたくさんいますし、子供が寝てる少しの時間にゲームしてるとか、漫画読んだりして息抜きしてる人もいると思いますしね。楽しみ方が多様なところがオタクの素晴らしいところ。
あー、なんか、賛否両論あるような難しいことをこんなアホが書いてしまってすみません。
あの、本当に、私が勝手に考えてることなんで、こうするべきだとかこうじゃないのはおかしいとか間違ってるとか、そういう事を言いたいのではないです。
文章下手なので、伝わりづらかったり、読んだ方が嫌な風に感じてしまったらすみません。
まあね、いくら本人がやりたいことやりたくても、パートナーの理解が得られなくてやれないとかいうこともね、ありますしね。
その辺も考えようと思うともうまた更に長くなっちゃうんで今回は割愛させて頂くとして。
趣味に対してね、モチベーション下がったからとか、かける時間がないからとか、一回そういう風になったからってね、誰になにを言われることもないんだし、その後また何百回でも出戻ってきて良いと思ってます。
一回作ったカテゴリーは、別に今やれなくなったからっていちいち削除しなくてもそのまま残しとけばいいんだし、むしろどんどん増やしておくと良いと私は思う。
そのカテゴリーが、何十年か後に、自分の日々を彩る大切なものに繋がるかもしれないから。
なんの話やっけ。
そう、『死ぬまでオタクでいられるか?』
Yes, we can!!!!!!!!!!
例えこの身が朽ち果てようとも萌えを求めて命を燃やし見るものすべてを尊きものと化す
そう我こそは
サンシャイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン
アラサ〜〜〜〜〜〜〜〜〜オタク!!!!!!!!!!!!
イィエエエエエエエエエエエエエーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャスティス。
ありがとうございました。
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