オタクと難病とわたし

オタクと難病とわたし

アラサー女の病気や恋愛やオタク趣味に誰が興味あるってんだい

明日、会えなくなるかもしれない人へ

どうもです。
そろそろ皆さんは仕事納めでしょうか。
今年一年お疲れ様でした。
夏から無職の私からしたら、毎日頑張ってお仕事されてる方が本当に輝いて見えます。すごいなぁ、頑張ってるなぁ。

いろんな事情でお仕事はできなかったひとも、お疲れさまでした。
人間なにかしら頑張って生きてるもんだと思うからね。
私もほんともう社会にもなんにも貢献できないダメダメですけども、ぶっとい針刺されたり(血漿交換)、親不知4本抜かれたりとかなんかいろいろやったし、来年はもうちょっとなんとか頑張りたい所存ですので何卒。何卒。




話題的にはちょっと遅れましたが、先日スマスマの最後の放送がありましたね。

私、結構好きでして。
母がそこそこのファンで、ファンクラブにも入っていて、昔から何度かコンサートに一緒に行っていました。

チケットが余ったときしか連れてってくれないので、毎回行けてたわけではないんですが、「今年はコンサートある年だ!」って思うとそわそわして、母に「今年は行きたい」とプレッシャーを与えておりました。


しかしながら、その程度と言われてしまえばそれまでで、自分の名義でファンクラブに入る事はなく、テレビもなんとなくやってたら見る感じでした。


でもね、こんなにわかでも今回だけ発言を許してもらえるのであれば、言いたい。

コンサート、本当に楽しかった。

にわかといっても、普通の人よりはSMAPの曲をたくさん知っているし聴いていたと思う。
大好きな曲がたくさんある。
その曲を、生で、びっくりするほどたくさんの人と一緒に聴けたこと。
人生の中ですれ違うこともないであろう人と、同じ空間の中で、声を聴けたこと。
凄いことだったなあと思うのです。


ぴかぴかのペンライトを振って、何時間も立ちっぱなしで、凄い人数の人と同じ掛け声をかけて、笑っていれたあの時間。
ただただ純粋に楽しかった。そう思う。


いろいろね、あるけど、でも、ここではこれだけを書きたいと思って。

楽しかった。楽しかったよ。
いつ行っても、どんなときでも、笑えたし楽しかった。
ただそれを書き留めておきたい。




好きだった形のものが、バラバラになって、もう見れなくなってしまうということ、今まで何回も経験してきました。


本当に1番、人生で1番好きになれた、全身全霊で追いかけたものがそうなったとき、涙はあまり出ませんでした。

ああ、もう、どうしようもないんだなって、それだけだった。


あのときは、まだ最後の時まで猶予があって、名残惜しむ時間もあったし、やり残したことをやらせてもらえたから、最後の瞬間は泣かなかったし、なんだかスッキリした気持ちでした。

そういれたのは、たぶん、追いかけてる間に、全身全霊でやれたからかもしれないと思った。


そのときはもう、好きなものがいつなくなってしまうかわからない、明日突然消えてしまうってこともあるんだとわかっていたから、一回一回にばかみたいに全力だったし、これが最後になるかもしれないと思いながら追いかけていたのです。

本当にばかみたいでした。若かったし。
でも、いざそうなってみたら、後悔ももちろん少なからずあったけど、それ以上に「でもやれるだけのことはやった」という気持ちの方が大きかったんです。
だから、そりゃ悲しかったし寂しかったけど、想像してたよりも素直に受け入れることができたのかなと。




私の病気は、そのせいで死ぬようなものではありません。
でも、病気になってからより強く、会いたい人には会うべきだと思うようになりました。


それまで病気がなくとも、ある日突然倒れてしまうことだってあるし、
いつも通りバイバイした後に事故に遭うことだってあるし、
人生、ほんとに何が起きるかわからないですよね。

散々、いろんな人のいろんな言葉で語り尽くされたことですけど、それでも改めて、自分自身にかけるつもりで書いておきたい。


会いたい人には、会える時に会っておこう。
そして、伝えたいことは、伝えられるときに伝えておこう。

いつ、どうなるかわからないから、今この瞬間が最後だとしても、後悔しないように。


後悔はね、必ずすると思う。
でも、やれることをやっておけたなら、ほんの少しだけでも気持ちが楽になる気がするから。



彼と喧嘩した時も、ふと、もしこれが最後の会話になったら?
明日、突然どちらかが倒れたり、事故にあってもう会えなくなってしまったら?

そう思ったら、このままじゃダメだ、とちゃんと話し合おうとできるし、素直に謝れるんですよ。
あんまり喧嘩しないんですけど、一方的に怒ってるときも、「でもこれが最後になったら…」って思ったら、いつまでも怒ってないで仲直りしよう、と思えるのです。



喧嘩の時以外でも、ふとした瞬間に、「いつも一緒にいてくれてありがとう」とか、感謝の気持ちはなるべく伝えるようにしてます。
「会えて嬉しかったよー」とか、「○○できなくてごめんね、ありがとう」とか。
恥ずかしいからメールが多いけど。


付き合いが長くなってきて、気を遣わなくてよくなってきたからこそ、ありがとうとごめんねはちゃんと伝えなくちゃな、と思っています。


これがねー、家族へとなると一気にハードル上がってしまって、なかなか…難しいんですけど。
でも、やっぱり家族へも、というか家族へこそ伝えなくちゃなとは思います。
結婚して家を出たら、伝える機会も減ってしまうし、実家にいる今こそ伝えていくべきだとは思ってます。




友達とかもそうですね。
私はどちらかというと、家が遠かったりして頻繁には会えない友達の方が多いので、会える一回一回を大切にしたいなとは思ってます。

結婚してる子も多いし、会う頻度が減ってしまってるんですが、本当に縁のある友達って、不思議とどれだけ会わなくても切れないんですよね。
会う頻度が少なくても、会えば昨日も会ってたみたいに話せるし、どれだけでも会話が尽きないし。
少なくてもその一回一回が意味のあるものというか。





ほんとにね、人生何が起こるかわからない。
目の前にあるものは、世の中にあるものは、必ず永遠に同じ形をしてそこにあり続けるわけじゃない。

突然、なんの予兆もなく、消えてしまったり、壊れてしまうこともあるんだということを忘れないようにしたい。


好きなアイドルとか、俳優さんとかがいる人には、とにかく全力で追いかけろ!って言います。
明日引退するかもしんねぇんだぞ、いいのか?後悔しないか?って。

自分の経験を振りかざしてうるせぇお節介BBAやなと言われたらそれまでなんですけど、それでもいいから、本当に好きなら、やれること全部やれって言いたい。今しかできない素敵なことだと思うから。
今、あなたが感じられる、触れられるそのキラキラしたものは、永遠ではないから、だからこそ今をちゃんと味わって、噛み締めてほしい。



恋人と喧嘩してたり、愚痴とか悪口ばかり言ってしまう人にも、「でも明日、会えなくなることもあるんだよ?」って言いたい。

恋人に限らず、今自分のそばにいる人達は、誰でも、明日も必ずそこにいる保証は無い。

だからこそ、大切にしなきゃいけない。
したいと思う、私は。




何にでも当てはまることだと思います。
趣味も、人間関係も、仕事も、どんなものも絶対というものはないと思います。

やりたいことが、やれることがあるのなら、やれるときにやった方がいいと思うし、
行きたい場所があるなら行くべきだなと思う。

今、自分の身体がこんな状態だからこそ、強く思います。
病気のせいで、諦めたことやできなくなったこと、たくさんあるからこそ、今できることはやりたいし、伝えたい気持ちは伝えたい。

できるだけ、後悔しないように。
なかなかすべてが思うようにはできないんですが、心がけるだけでも意味があると思ってます。





すみません、私はあんまり、こうするべき、という口調で話しをするのが嫌なのですが、今回のことに限っては、こんな風にしか伝えられなくて。
偉そうに見えてしまったら、ごめんなさい。

ブログを読んでもらえてたらわかる通り、私は失敗ばかりのポンコツです。
だから、誰かに偉そうなことを言える立場でないことはちゃんとわかっています。

これだけの歳まで生きてきて、いろんな事を書いてきてもまだ、なかなか自分の気持ちを表現することが難しくて、もどかしいです。


でも、伝えていくことの大切さは、身に染みてわかっているつもりなので、
周りにいてくれる大切な人へも、そしてこのブログへも、自分の気持ちをこれからも伝えていきたいです。


先日、読者登録が90名になっていました。
ホントにあなたがたどこから来たんだ?

こんなブログを読んでくださってありがとうございます。
どんな気持ちで読んでくれてても構わないです。

ほぼ自宅のベッドの上で毎日を過ごしている私の言葉が、遠い遠いところまで届いているんだなーと思うとなんだか感慨深いです。

明日には忘れられてしまったとしても、自分の言葉が誰かの目に留まっているということがとても幸せなことだと思ってます。
どうもありがとうございます。
見ての通りのアホですが、これからも続けていきたいです。



これを読んでくれた人の気持ちが、伝えたい人へ伝わりますように。

そして、伝わる喜びを感じてもらえますように。


ありがとうございました。






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