オタクと難病とわたし

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アラサー女の病気や恋愛やオタク趣味に誰が興味あるってんだい

入院ガンダーラ・4


どうもです。
昨日はちょっと違う話題の記事を挟みましたが、今年10月に入院したときのことを書く記事、4つ目です。

1から読みたい人はこちらからどうぞ→




『入院ガンダーラ・3』では初めての血漿交換での様子を書きましたが、血漿交換による治療以外に新しい薬を増やしたりもしました。

その際はもちろん主治医の先生から説明があるんですが、入院してすぐの診察で「歯科口腔外科の診察を受けてくれ」と言われました。



なぜに歯科……???



現在服用中であるステロイドには骨粗鬆症になりやすいという副作用があるんですが、それを予防する薬を飲んだ方がいいとの事。
しかしその薬には、ごくごく稀にですが、服用中に抜歯などをした際に顎の骨に異常が出たり、最悪壊死することがあると。ひえぇ…

なので、薬を始める前に一度歯科で歯の状態を見てもらい、必要があれば先に治療をしてから薬を飲み始めるようにしたいとのこと。


壊死て…。


どんな薬なんじゃ。と思いつつ調べました。
めったくそ簡単に説明すると、
骨には『新しい骨を作る⇔古い骨を溶かす』というサイクルがあって、ステロイドを長期で飲んでいるとそのサイクルが崩れ、新しい骨を作る力が弱まり、古い骨を溶かす力が強くなってしまいます。

そのため骨がもろくなる、つまり骨粗鬆症になりやすくなってしまいます。
今回始めようとしている薬は、その『古い骨を溶かす力』を抑えるものです。


ただ、なんで 古い骨を溶かす力を抑える=顎の骨が溶けたり壊死したりする のかは、歯科の先生から直接説明聞いてもちんぷんかんぷんだったので、気になる人は各自でオッケーグーグルしてください。

要は、この薬飲んでる間に歯をいじるともしかしたら顎の骨壊死るかもしんないから、先に治療しといてくれや
ってことですわ。ハイ。
壊死るって新しいな。



ということで、病院内の歯科口腔外科へ行きました。
またもや車椅子で看護助手の人に送ってもらいます。

なんで歯医者ってあんなドキドキすんだろうなー。音?音か?

しばらく歯医者へ行けておらず、そろそろ行かなきゃなーと思ってた矢先に入院しちゃったので、虫歯の1〜2本はあるかしら…とドキドキしながら見てもらいました。
あ、診察の前に歯のレントゲンも撮りました。

そしたらば奇跡!!虫歯は無し!!!!
わーいわーいと喜んだのも束の間、歯科の先生はなにやら浮かぬ顔で私の歯のレントゲン写真を見つめております。
そして古畑任三郎ばりに顎に手を当てて渋りつつ、口を開きました。


「親不知ありますねぇ…」


そう、だいぶ前に親不知がちょこっと顔出してきて、ちょこっと痛かったのでかかりつけの歯医者へ行ったら、「4本ばっちりあるけど、綺麗にまっすぐ生えてるし、腫れてないし虫歯にもなってないから、今んとこ抜かなくても大丈夫よ〜」と言われてました。
その旨を先生に伝えると、上記の薬の説明をしてくれて、


「あの薬を飲んでいる間に万が一親不知を抜くことになったら、一度薬を中断して2〜3ヶ月置いてから抜かないといけないんですよ」

「なので、できたら、今抜いちゃった方がいいと思います」





えっ、全部?



「全部ですね。」




というわけで、入院中に親不知4本すべてを抜歯する強制イベントが発生。
まさかここへ来て歯を抜かれることになるとは思いもよらない。
しかも人生初の抜歯。



でもまあ、女の人は妊娠中に麻酔とかできないから早めに抜いておく人も多いし、私もいつかは抜くつもりではいたので、入院中にまとめてやってくれるなら楽だしラッキーと思いました。
痛いことにはある程度耐性もあるし、もし痛くなっても入院中ならすぐ対処してくれるし!




というわけで、血漿交換の日程の合間を縫って抜歯しました。
2本ずつ。


マジかよ。




「めんどいからまとめて抜いてくんないかな(笑)」って言ってたら、抜歯経験のある友達に「いや(まとめては)絶対ヤバいよ」的な事を言われて、まあ1本ずつだろうな〜めんどいな〜と思ってたんですがまさかの2本釣り。

おおぅ…無茶すんな…



普通に診察台に座って寝かされ、口のサイズに穴が空いたでっかいテーブルクロスみたいなのをぶわっと顔に被せられ、視界はゼロです。
でも鋭利な機械的なものが見えたら怖いし、見えなくされた方が痛いの頑張れる子なので好都合でした。
麻酔の注射がまあまあ痛かったぐらいで、抜歯のときは全然痛くなかったです。

ただ、なんていうか歯を掴まれて顎の骨をガックガク揺らされるあの感覚はなんとも言えず怖かった。
痛くはなくてもなんとなく感覚はあるので。


えっ、ちょっ、えっそんな無理やりなん?そんな無理やりいく??めっちゃ力技だな!?!?先生の腕力がモノを言うんだな!?!???!!歯科の先生って男の人ばっかりだけどこういうことなんだな!?!????!!!!


ってぐらいに力づくで思いっきりガックガクされながらも、まな板の鯉よろしく大人しく抜かれました。
ちなみに1回目で右の上下を、2回目で左の上下を抜きました。
下の歯が2本とも埋まってたので切開しましたが、1回目も2回目も30分程度で終わりました。



病棟帰って来て、ご飯も普通に食べていいですよって言われたけど、抜歯した反対側だけで噛むの地味に難しいし、麻酔効いてて唇も感覚ないから口からボロボロこぼすし、かなり苦戦しました。

そしてそろそろ麻酔が切れてきたかな…ちょっと痛くなってきたかな…
って思い始めた3分後、



びっくりするほど突然の激痛。


慌ててナースコールして痛み止めもらうも、効くまでに多少時間かかるしそれまでがもうほんと地☆獄☆



いやね、正直ね、動脈採血とか血漿交換の針とかいろいろ痛いこと経験したけど、それを軽く飛び越えた痛さだった。
胸腺とったときの手術後と同レベルぐらいかな……。

痛すぎて一回の痛み止めじゃあんまり効かなくて、先生にかけあって2錠飲ませてもらってようやくマシになりました。
しかし痛かったのは次の日の昼間までで、夜には痛み止めなしで大丈夫なくらいに落ち着きました。


2回目のときは痛くなる前に痛み止めを飲んだので、そんなに痛くならずに済みました。
ちょこっとだけ腫れたけど、見た目にはそんなに変わらなかったので軽い方だったと思います。酷い人は首まで腫れるっていうもんな…ひぇぇ…



ただ、4本抜いた後の食事はさすがに辛かったな…。
どっちでも噛めないし、抜歯して空いた穴や縫った糸に食べたものがめっちゃ詰まるし、うっかり水分を奥に流してしまうと激痛。
下の歯は歯茎切ってるし骨も多少削ってるしな…



ビーバーのように前歯で少しずつ咬み砕き、奥歯へ触らないよう舌で包み込みながら飲み込むという高度なテクニックを会得しましたが、この先の人生で使う事はもうないと思う。



予想外の強制イベントでしたが、通院で抜くよりは手っ取り早くて楽だったのでよかったです。
これで例の薬もドンと来いだぜ!

この前の診察で先生その薬出すの忘れてたけど。




えっ、飲むよね?飲むんだよね?
そのために歯抜いたんですけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?????????





家帰ってから気づいたから私も同罪です。

次の診察予約は年明けなんですが、はたしてあの薬はどうなるのでしょうか。

まあ、そうだな、それまで牛乳とか飲んで頑張りますわ。
大丈夫。私前に骨密度測ったら、そのときもうステロイドかなり飲んでたけど普通の人より骨めっちゃ強かったから。
任せて。









ありがとうございました。






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