オタクと難病とわたし

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アラサー女の病気や恋愛やオタク趣味に誰が興味あるってんだい

入院ガンダーラ・2

今年の10月に入院した時のこと、続きです。

前回記事→





ガンダーラ初日の夜に過呼吸になりわたわたしましたが、次の日の朝起きた時には落ち着きました。
この日は朝一で採血があり、心電図の検査もしました。

主治医の先生から、明日血漿交換をやりましょうという話に。
血漿交換についてはこっちの記事に書いてます→

血漿交換なんですが、少ない確率ですが人によってはショックで意識を失ったり、拒否反応が出たりすることがあるらしいです。


ふぉ〜〜〜〜怖えよ〜〜〜〜〜〜
そうだよな〜〜〜〜血を出し入れすんだもんな〜〜〜〜〜〜何が起きてもおかしくねぇよな〜〜〜〜〜〜〜〜


実際は意外と冷静だったので、そこまで怖くはなかったです。
なにか起きた時のことも考えなくてはーと思ったものの、なんかアレなことになったら母から彼にも連絡してもらうようにしたりとか、友達に「明日血を出し入れしてくるぜ!」ってメールしたりとかぐらいしか思いつかなかった。

やった後しばらく動けなくなったり点滴になった場合を想定して、許可をもらってシャワーは浴びました。



私が入院した病棟にはシャワー室が2つあり、介助が必要な人用の広い部屋と、自分で使える人用の狭い1人用の部屋とに分かれてました。
私はなんとか自分でやれたので、車椅子でシャワー室の前まで送迎してもらって1人用の方を使ってました。


シャワー室の前に時間別の表が書いてあるホワイトボードがあり、使いたい時間に自分で(もしくは頼んで)部屋番号を書いて予約して使用する感じでした。
介助が必要な方はいつもいっぱいでしたが、1人用の方はわりといつも空いてたので、ほぼ好きな時間に使えてよかったです。



私は髪が長くて乾かすのにすごく時間がかかるんですが、シャワー室は1人30分しか使えないし、部屋でドライヤー使うと他の方の迷惑になるし…と看護師さんに相談したら、シャワー室の隣にシャンプーをする部屋(シャワーを使えない患者さんのために、看護師さんが頭だけ洗ってくれるための部屋)があり、そこが空いてれば使っていいですよと言われたので、シャワー室→シャンプー室で髪を乾かす→部屋に帰るというパターンで使わせてもらってました。



ていうか、シャワー1人30分て厳しくないですかね!?!?


服を脱ぐ→洗う→拭く→シャワー室を軽く掃除する→服着る、を30分でですよ。無理よ。

私はそんなに洗うのに時間がかかるタイプではないと思うんですが、めっちゃくちゃ急いで使っていっつもギリギリでした。

時間をオーバーしたら次の人に迷惑だし、早くしようと頑張るんですがなにせ病人ですので。

しんどいから1つ1つの動作も辛いし遅いし、でも毎日は浴びれないからちゃんと洗いたいじゃないですか。
服を脱ぎ着するのだけでも大変だし、次の人のためにも掃除して綺麗にしてから出ないといけないし。
自分が使う前にめっちゃ汚れてたら洗ってから使いたいし…

2〜3回シャワー室汚れてたりマット替えてなかったりしたけど、自分でシャワー浴びれるなら最低限綺麗に使ってくれ…と思ってました。

こちとら携帯でアラームかけて時間オーバーしないように厳守してフラフラしながら掃除してんだけど〜〜〜〜〜〜!!!!!
汚れててもなんも言わず掃除するけどもさぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

潔癖症では全然ないけど、男女兼用だしさすがにあんまり汚れてた時はちょっと嫌だったなー。


それにしても30分てほんと無茶設定だと思うよ……
まあ、それぐらいにしておかないと、一日に使える人の数が減りますしね。
男の人なら30分でいけるのかもしれないし。

恐らくどうしても30分では無理という場合は看護師さんに相談すれば2枠予約することもできたかもしれませんが、私は30分で頑張りました。
髪を乾かすのに20分近くはかかるので、シャンプー室も合わせると50分近くは使わせてもらってて、申し訳なかったので…。





入院2日目は昼間に母と母の友達、夕方に彼が来てくれました。

母には毎日来なくていいと何度も言ってあったんですが、「顔見ないと私(自分)が落ち着かないから」とほぼ毎日来てくれてました。

たまにしか来なくてもいいように準備もしたし、祖父の病院にも行かなきゃいけない母に負担をかけたくなかったんですが、母親としては心配で仕方なかったみたいです。

負担かけるのが申し訳ないばっかりでしたが、それでも来てくれて有り難かったです。



彼も仕事で忙しいのに、3日に一回くらいのペースで来てくれました。
仕事の定時が18時で、面会時間が19時までだったんですが、18時に退勤して病院に車で来て19時になるギリギリまでいてくれました。

そのほんの数十分のためだけに、定時でなんて普段は終われないのに、私の入院中は無理して仕事を終わらせたり、中断して病院に来てまた仕事に戻ったりまでして来てくれて、本当に嬉しかったです。

後から教えてくれましたが、5年前の入院中に当時の彼氏に振られたことを今の彼も知ってるので、当時の彼氏とは違うぞっていうのを見せたくて無理して来てくれてたらしいです(笑)





入院中他にも、いつも可愛がってくれてる母の友達がいろいろと手伝ってくれたり、すごい遠方から友達がサプライズでお見舞いに来てくれたりして、とても励まされました。嬉しかったなぁ。

心配かけるからと思って知らせてない人も多かったんですが、それでもしょっちゅう誰かが来てくれたんで、友達少ない私だけど、いい友達や知り合いがいて幸せだなぁと改めて思いました。
さすが愛の国ガンダーラ。


病院内にスタバがあって、車椅子で行きました。



いやほんとマジで私友達少ないんだけどね!!!(笑)
少なくても信頼できる友達ばかりなので、これでいいと思ってます。
入院中は人間関係を改めて見つめ直すきっかけにもなる気がするな。

Twitterでもちらっと書いたら、フォロワーさんがリプとか連絡くれたのもとっても嬉しかったです。



そんなこんなで、今回の入院中、1週間に2回のペースで計4回の血漿交換をしました。
ここまででだいぶ長くなってしまったので、血漿交換をやったときの様子はまた次回にします。



あ、入院中の食事は美味しかったです。
配膳のスタッフさんが全部配膳してくれる感じでした。


写真はいつかの夕食。
薄味ではありますが、病院食にしてはどれも美味しかったです。

ただこのとき、食事がウサギのエサほどしか食べられず、一口ずつ食べては残すという感じでもったいなくて申し訳なかったです。


しかしやはりというか、入院食ってご飯の量がべらぼーに多い!!!!

200gって、元気な時でも食べれねぇよ〜〜〜〜
看護師さんに相談したら150gまで減らしてくれたけど、それでも多いぃぃ…………
これ以上は減らせないと言われたんでそのままでしたが、残すのが本当に心苦しかった……



どうやっても食欲がないということで、看護師さんからメニューの追加や変更ができるからと言われ、朝食はパン(洋食)に、毎食小さいジュースをつけてもらいました。

私は食事制限が無く、持ち込みでもなんでもいいからとにかく食べろと言われてたんですけど、それでも固形物がなかなか食べられなかったので、冷蔵庫にジュースを常備して頑張って飲んでました。

あと病棟内の食堂にお湯がもらえるところがあったので、水筒に入れて来てもらって、インスタントの味噌汁やスープ作って飲んだりもしてましたね。




血漿交換をするにあたって、食事を摂らないと血液が作られないから、とにかく食べろ、飲め、とひたすら言われました。
あー辛かった。


入院中の患者さんにとっては、食事だけが楽しみみたいなとこありますよね。
でも病院食って冷めてるし、味薄いし、まあいうて美味しくないよね…

ラーメン食いたい…
てめっちゃ思った。

うどんとか、あったかい汁物って病院食では基本出ないし、出ても冷めてて不味い。
食欲はなかったんですけど、なにかあったかいもの食べたいなぁとは思ってました。
退院して、久しぶりの自宅で食べたラーメン、めっちゃくちゃ美味しかったなぁ。





今では少しずつ食べれる量も増えてきました。
まだまだ少ないですが頑張って食べてます。
毎日食事を作ってくれる母には感謝しかないです…

早く元気にならねば。


ぼちぼち続きます。







ありがとうございました。








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